ブルース・リー(ギャンブラー)インタビュー
世界大会での優勝、入賞回数は数え切れず。
韓国ではBBOYと言えばギャンブラーという言葉が一般にも広まっているほどの人気ぶりだ。そのギャンブラーを代表するパワームーバー、ブルース・リーのインタビュー。
自己紹介からお願いします
BBOYブルース・リー、23歳でギャンブラークルーのパワームーブを主に担当しています。
世界からも認められるパワームーブですが、練習で気をつけているところなどありますか?
一番注意して練習しているのは、パワームーブでも人と異なるムーブをするように心がけて練習しているところです。
また、パワーに限らずBBOY全員に必要だと思いますが、よく曲を聴いて練習するようにしています。
怪我も多くしそうですが、どのように予防・ケアしていますか?
練習前は30分くらいストレッチをして、練習するときは簡単であまり危険ではない技から練習して体を慣らしていき、徐々に難易度の高い技を練習しています。
世界各国にゲスト出演や大会に行っていますが、特に印象に残っているものは?
バトル・オブ・ザ・イヤーはBBOYだけでなく一般人も恥ずかしがらずに踊るところを見て、けっこう感動しました。
IBEは逆に世界のトップBBOYたちが集まって、かなりドープなイベントだったのが最近強く印象に残っていることですね。
日本にも何回か来ていますが、日本人BBOYについてはどう感じていますか?
以前は日本独特のスタイルというか、そういうのが感じられましたが、最近日本に行ったときは、それに加えてまた違ったスタイルが取り入れられていて驚きました。
Dance Respectを見ているBBOYたちへメッセージをお願いします
パワームーブやフリーズ、ただフットワークするだけなど、それだけでなく、音楽をしっかりと聴いて「ダンス」としてブレイキンをやってほしいと思います。
実際僕も踊りとして上手くなれるように毎日練習しています。
余談ですが、韓国で某企業の企画担当者に会う機会があり、そこでBBOYの話になると、一番最初に出てくるチーム名がギャンブラーでした。
日本とは違い、韓国では多くのBBOYが会社と契約を結び、メディア露出や独自の公演活動、ショーなどをしています。