FreeStyle Session Japan 2004
FreeStyle Session World Finalの出場権を賭けた日本最大のブレイキンバトルをレポート!
今年は日本でワールドファイナルが12月に開催されるということで、そのワールドファイナルのチケットを賭けたバトルとなった。
エントリー総数は全国から50チーム。ユニットチームも多数あり、確実に優勝狙いの豪華メンバーたちで構成されているところもあり、バトルが始まる前から誰もが今年のFreeStyle Session Japanを楽しみにしていただろう。
予選は5分のバトルで12チームをピックアップ。 残り4チームは前回のバトルフィールドでベスト4になったFOOLISH、FIRE WORKS、FOUNDNATION CREW、STYLE-VALE-TUDEがシードチームとして加わり、16チームを揃えて本戦となった。
優勝候補かと思われていたKING ARKが1回戦敗退、神風対SVTはルーティーンのみでのバトルなど、1回戦目から今年のレベルの高さを見せつけられる。
2回戦目はMORTAL SPIN対FIRE WORKSのバトルが最高に盛り上がっただろう。
個々のスキルはどちらも確実なものを持っていて、このバトルではFIRE WORKSがチームとしてのバトルを見せて勝利を収めた形となった。
しかしMORTAL SPINのスキルの高さは関東のBBOYたちに大きな衝撃を与えたに違いない。
SIVA対SVTでは、得意のルーティーンを混ぜながら攻めるSVTに対してSIVAは個々の勢いで対応。
前面にソロの強さを出してきたSIVA。
音もとり、SIVAの勢いが止まらないままバトル終了。結果はSIVAの勝利。
決勝はSIVA対FIRE WORKS。
決勝まで勝ちあがるだけあり、お互いに相手がどんなムーブを出してきても相手にのまれず、自分たちのスタイル、勢いを衰えることなく最後までバトルが続いた。
結果はFIRE WORKSの優勝となった。
2004年11月12日 Club Citta